— バンダイビジュアル ¥ 10,400 (2016-05-27)
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ガルパンはいいぞ。
↓ ↓ 以下ネタバレ含む感想 ↓ ↓
というか劇場版観てない人は今すぐ上映してる劇場に行くか円盤購入の上視聴をしていただきたい!!!!!
ある日、大洗町でエキシビションマッチが開催されることに。
大洗女子学園と知波単学園の混成チームと対戦するのは、聖グロリアーナ女学院とプラウダ高校の混成チーム。
今やすっかり大洗町の人気者となった大洗女子学園戦車道チームに、町民から熱い声援が送られた。
戦いを通じて友情が芽生えた選手たち。試合が終われば一緒に温泉に浸かり、お喋りに華が咲く。
そんな時、生徒会長の角谷杏が「急用」で学園艦に呼び戻される。
いぶかしがる大洗女子のメンバーたち。果たして「急用」とは…?
大洗女子学園、決断の時―。新たな試合(たたかい)が始まる!
画像貼るけどあえて小さめで。
テレビ版を全部観て、OVAも観て、5/4(水)に劇場版を観に行きました。
劇場版を観に行くと決めてから、もう何の事前情報も入れず。
幸い、「ガルパンはいいぞ」という言葉しか知らず、あらすじすら全く知らない状態で観に行けました。
行ったのは「イオンシネマ名古屋茶屋」。
ウルティラ上映というのをやっているらしいと。
何度も繰り返し観てる人が多いだろうから、劇場まで来ても油断できず。
飲み物を買おうとしてる時に後ろの女の子らがガルパンの話をしていて、
「頼むからネタバレだけは話さないでくれ!!」と祈ってました。
ネタバレは無事回避して映画がスタート。
3分ちょっとで分かるガルパンの後、本編が始まりました。
もう初っ端からびびった。
これが劇場版ガルパンかと。
今までスマホの小っちゃい画面でテレビ版を観てたせいもあるかもしれないけど、
始まっていきなり洗車戦が始まってて、その時の砲撃音の迫力ときたらもう。
音がドでかいんだけど、耳障りなうるささとかじゃなくて、お腹に響いてくる感じの轟音。
最初の一発目が撃たれた時点でもう「やべぇ…」ってなってました。
何をいきなり戦ってるのかと思ったらエキシビションマッチということで。
そしてテレビ版では全く姿を見せなかった継続高校の二人が唐突に登場。
アンタら誰だ、ってなった。
そして同様に知波単学園も。アンタら誰だ。
パンツァー・フォーという言葉を知らないあたりなんかは観てて
「あぁ、昔はこんな状態だったんだなぁ」と懐かしさを覚える。
大洗女子は全国大会を経て大きく成長した……。
むやみに突っ込むことの危険さは、視聴者的にも大会でよーく分かってるので、
知波単の突撃は見てて「こいつら何やってんだよ……」とムズムズ。
その後、レオポンさんとカモさんと福田たちが退却するシーン。
カチューシャと共に攻め込んでくるプラウダ軍団がもうかっこいいというか何というか。
聖グロもプラウダも、今まで1校ずつ戦ってはいたけど、同時に相手にするっていうのがテレビ版では無かったから、もうこの時点で興奮度MAXです。
んでそのあと市街戦でしょー。
実際に自分が大洗町を歩いていたために、
「あー、この場所分かる!!!!!!」っていうのがたくさんあって嬉しかった。
そしてまさかの肴屋本店さん二度目の激突。というか崩壊。
もう顔がニヤけてニヤけてしょうがなかった。
とにかく本当に戦車戦が迫力あって凄かった。
戦車のことは全然分からんけど、唸りを上げて走るクルセイダーとか、なんか超かっこいい。
戦車のかっこよさとキャラクターの可愛さが絶妙に合ってるなぁと思う。
見るべきところがたくさんあり過ぎて、一回観ただけではとてもじゃないけど物足りない。
というか最初は迫力に圧倒されて、戦闘シーンでは何が起こってるかよく分かってなかった。
細かいネタとか表情とか音とか。本当に円盤買って良かった。
「頼れる同志の元におびき出して!」から流れる「緊迫する戦況です!」がかっこよくてもうたまらん。
そして潮騒の湯。まさか自分が大洗町で一番最初に行ったところが劇場版の超分かりやすい聖地だったとは。
もう町全体が聖地で、本当に楽しい。
また廃校っていうことで、確かにストーリー的に「またかよ」って感じもしなくもないけど、まぁそこまで突っ込むようなところでもないかなと。
「絶対に負けられない戦い」っていうもののためにはそれが一番良さそうだし。
というか初めて観てた時は本当に話の展開全く分からなかったから、「どうなるんだよ……」って感じがすごくしてた。
戦う相手がボコミュージアムのあの子だっていうのも、分かった瞬間なんか鳥肌が立った。
んで、30対8で殲滅戦という圧倒的に不利な状況。
今までの経験を活かしてなんとか戦っていくのかなー、とか思ってたらこれだもん。
今まで戦っていた敵が味方になるという、王道だけどくっそアツい展開。
しかも今までの相手がみんな一緒になって戦うとか、ヤバイでしょう!!
本当にネタバレ聞いてなくてよかった。
テレビ版観ずに劇場版観ても楽しいと思うけど、ここに関しては劇場版が初見だと面白さ半減だと思う。
戦いそのものも、今までの比じゃないくらい迫力あって、しかもどれもただバンバンやってるだけじゃなくて色んな戦い方、魅せ方をしてくれるから最高でした。
カールやばない。
ドゥーチェがかなり活躍してて、7話のラストが嘘のよう。
こ″っち″み″て″る″ぞお″お″お″お″!!が好き。
みんなを助けるための大胆な作戦も大迫力。
キャプテンが楽しそうで何よりです。
マカロニ作戦を見てると「ああー」ってなるシーン。
意外なところから。
これも。
急造チームに対して、選抜チーム特に三人の動きが凄まじい。
すれ違ってからターンする場面はそれがよく分かる。
っていうかセンチュリオンの超信地旋回かっこよすぎでしょう……。
明らかに他の戦車と動きが違うし、ラストの決戦まで一発も外さないし、それでいて愛里寿は涼しい顔して行ってしまうし。
敵ながら天晴れという言葉がすごく合う。
敵だけどめちゃくちゃかっこいいんだ。何回観ても鳥肌たつ。
んでラストはこれでしょ……。
本当に劇場で観られて良かった。何この迫力。
勝敗がどうなるのか本当に分からんかった。
もうただただ観てるだけ。興奮しっぱなし。
本当に面白かった。
観る前からめっちゃ期待して観に行ったんだけど、その期待してた3倍面白かった。本気で。
そもそも映画館で映画を観るっていうこと自体が年に一回とかそれくらいのレベルで、
ましてや同じ映画を何度も観るなんてしたことなかった。
一昨年、ゆるゆりのOVAが劇場公開された時は2回観に行ったけど、
あれも特典目当てな部分はあって、3回目行った時は特典が終わってたから観ずに帰ってしまった。
それがどうよ。
1回目観た4日後にはまた2回目を観に行ってました。
ガルパンにハマった時にはすでに4DX上映がどこも終わってしまっていて、めちゃくちゃ悔しかった。
しかしまさかの4DX復活。
戦車の動きに合わせて座席が動いたりなど、もともと4DX用に作られているわけではないのに、4DXに超ピッタリ。
愛知県内では3か所で上映されており、結局全部行きました。
最初は安城。
4DX初体験で、アトラクションに乗ってる気分。
揺れて揺れてもう大変。
最初のエキシビションのところ、内容知ってたから良かったものの、いきなり4DXだったらきっと何が起こってるか全く分からなかったはず。
揺れとか風はいいんだけど、砲弾が横をかすめていく時に出てくる耳元の風。
風自体はいいけど、「プシュッ!」っていう音が存外大きくて。
ウルティアの音に慣れてると、砲撃音が全部「プシュッ!」に聞こえるのがすごく違和感というか嫌だった。
安城よりも中川の方が酷かった。
日本で最初に4DXが導入されたらしいんだけど、そのためか設備が微妙。
雨も降らないし「プシュッ!」の音はでかいし背中を殴られる時は「ピシュンピシュン」って機械音がうるさいし。(安城では聞こえなかった)
あー4DX微妙だなー、とか思って、そのまま同じ日にウルティラを観に行った。
もっかい安城に行って、「中川よりはいいか」となり、
最後に豊川で観納め。
豊川は良かった。「プシュッ!」って音はそこまで気にならなかったし、煙の量も気合入ってたし。
揺れもすごかった。椅子からずり落ちてしまうくらい。
…もう愛知じゃ4DX終わっちゃったんですよねー……。
改めて劇場版を観てると、揺れが無いのがちょっと寂しい。
こないだブログにも書いた「アンツィオ戦&劇場版二本立て」も含めて、今のところ全部で9回劇場で観ました。
円盤とかスマホで観た回数を含めると、たぶん30回くらい? 数えてないけど。
円盤は素晴らしい。
だって劇場でしか観られなかったものが自宅で何度も観られるんですよ!
当たり前だけど! 当たり前だけど感動した!
円盤を買うとスマホにダウンロードもできるので、そちらでも楽しんでます。
迫力ないかなーとも思ったんだけど、イヤホンで聴くと砲撃音はビビります。やばい。
あと円盤は色々特典がついてるのがよい。
コメンタリーとか。
キャストコメンタリーは正直微妙だったけど、ミリタリーコメンタリーが最高に面白かった。
4才て。
愛里寿・ウォー!も良かった。
戦車で試合をしてる時は真剣勝負だけど、それ以外の時は別にお互い憎み合ってるとかじゃないしね。
あくまで試合であって戦争ではないので、そういうところも観てて安心する。
細かいところを書いていくとキリが無いけど、とにかく劇場版めっちゃ面白かった。
しかし……まだ立川シネマシティの極上爆音上映だけは観に行けていない……。
とりあえず9月頭までは上映しているらしいので、お盆あたりに行く予定。
予約とれるかなー。