うみねこのなく頃に　出題編おわり

うみねこのなく頃に　第四話　読み終わりました。
出題編が全て終わったので、感想やらをまとめてみます。

以下、うみねこＥＰ４までのネタバレを含みます。
ひぐらしのネタバレも。

とりあえず、第一の晩の殺人だとか第二の晩の殺人だとか、
誰が殺したとかどうやって殺したとか、結構どうでもいいことなんじゃないかと思うようになりました。

ひぐらしにおけるオヤシロ様の祟りと同じで、それ自体が重要なんじゃなく、
一番大事なことはもっと別の場所で起こっているっていう。

ひぐらしがそうだったからうみねこもそうとは簡単には言えないけど、
竜騎士さん的にそういうことをやるんじゃないかなぁと思い。

ＥＰ３の時にも何回か話したけど、ベアトリーチェを助けるような話に、
これからなっていくんじゃないかなぁと思ってます。

ベルンカステルとラムダデルタの二人がベアトリーチェという玩具で遊んでいて、
ベアトをそこから解放してあげる、みたいな。
最後の辺りのベアトの言動には演技もあったかもしれないけど、
ラムダたちから解放されたいがために「私を殺して」って言ったのは本心じゃないかなと。

だから魔法とか魔女っていうのはあるんだと思います。
それは別に魔法で人を殺したとか密室を作ったとかじゃなく、
ベルンやラムダのような、もっと上の方のところにあるんだと。

ベアトもそういう魔女を目指して修行というか試練というか、
この戦人を屈服させることによって魔女として認められるっていう風に
ラムダあたりに言われたのかなーと。

最後にベルンとラムダが言っていたように、
ベアトに勝ち目が無いっていうのが、この物語の大切なところで、
そこでベアトが戦人に勝つことによって、不幸の鎖から解放されたりとか。

今は戦人が主人公で「絶対に魔女を倒してみせる」っていう感じで頑張ってるけど、
やっぱり本当の意味での主人公はベアトだと思います。
ひぐらしの圭一がそうだったように。

七杭とかさくたろは縁寿や真理亞の妄想というか愛というか、そのおかげで視えていて、
ベアトはその愛の力が強いおかげで、ワルギリアやロノウェやガァプが
実際にいるかのように視えている、という。

あと、今の戦人が明日夢の息子ではないという話。

６年前に何かがあって、この惨劇が始まったのはたぶん確実な話。

予想では、留弗夫と明日夢の間に生まれた本物の戦人がいて、
その本物は未だに右代宮家に良い感情を抱いておらず、
密かに六軒島に来て復讐を始める、とか。
今の戦人がベアトの子っていう説もありそうで否定できない感じ。

赤字で言われた人数のことがひっかかるけど、
金蔵の偽者（継承者？）も、何か別の企みがあって、
その辺の二人の行為が色々と捩れちゃったりして惨劇が起こる、みたいな。
その二人が同一人物って可能性もあるかも分からんけど。

とにかく殺人事件に関しては、
赤字と、下層世界？の戦人が見たものだけしか信じられないので、
考えやすいといえば考えやすいかも。

ただ、ベアトの見せる魔法を純粋に見てるのも楽しくて、
特にシエスタ姉妹なんかは強くて可愛くて好きです。
抵抗すらできないような圧倒的な音楽も好き。
っていうかうみねこ好き。面白いです。

とりあえず
・殺人事件に関しては人間犯人説で説明できる
・本編（六軒島）には魔法は無いけど、魔法（もしくは人間には不可能な力）自体は存在する
っていう感じです。

んで、この物語が幸せに終わるためには、ベアトが戦人に勝つ必要がある、っていう感じ。
でも今のところ戦人が優勢だからどうしたものかなぁっていう。

ラムダデルタ、あるいはベルンカステルが最終的な敵になるんじゃないかと思います。
これで出題編が全て終わりなので、ここまでで出てこなかった人物が黒幕、っていうのはさすがに無いと思うので。

殺人事件は人間で説明できると思うけど、
具体的にどうやって、っていうのはまだよく分かりません。
ＥＰ５が出るまでゆっくりと復習して、また自分なりの推理を書いたりするかもしれません。

とりあえずそんなところでしょうか。
まだまだ前半戦が終わったばかりだから、真相はもっと意外なものかもしれないですけれども。
色々考えるのも楽しいけど、普通に読み物としても面白いと思います。
かなり好き嫌いが分かれるとは思うけどｗｗｗ