【映画】らせん

病院の解剖室に送られた、男の死体の胃の内容物の中から、数字が羅列された紙切れが発見された。
解剖を担当した医師安藤満男はその男がかつての同級生だったことを知る。
安藤は、第一発見者の高野舞とともに、その謎に挑もうとする中、ある不気味な存在が浮かび上がる。
彼が到着する真理。
それは人類進化の扉か、破滅への道なのか…。

だいぶ前にリングは観たことあったんだけど、こっちは初見。
リングと同時期のなんか怖い映画、っていう認識でしかなかったです。
全く別の作品かと思ってたんですが、思いっきりリングの続編なのかこれ。

リングの方もあんまり覚えてなかったんだけど、登場人物も完全にリングの人じゃん。
中途半端な状態で観ちゃったな。

ホラー映画のつもりで観始めたものの、なんかあんまり怖い感じじゃなく。
たまにビビらせてきたりとかはあるんだけど、「こんなもんなのかなぁ」と。

あれなのね、リングでホラーやって、それの解決編みたいな感じなのか。
呪いなのかウイルスなのかっていうのが、なんとなくひぐらしを連想させました。
これ、真相としてはあれでいいの?
科学的に証明してみせた感もあるけど、結局呪いと呼んで差し支えないような気が。

ところどころで幻覚シーンが多いから、何が本当なのかっていうのが分かりにくかった。
いや、幻覚っていうのは分かってるから「それより早く現実パートをだな」ってなってしまってた。

中盤で「そのキスいる?」って思ったところがあったんだけど、
そこからまさかああいう展開になるとは。エロゲか。

「ウイルスは世界をどういう風に変えていくんだ?」とか
「人類が変化していくんだよ、このウイルスをきっかけとして」みたいなセリフ、
全然関係ないんだけど今のコロナ禍を彷彿とさせますね。

これはちゃんとリングの内容を分かった上で見るべき作品すね。
もったいないことしたな。

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