【27】パーフェクト ワールド

B003EVW5JG パーフェクト ワールド [DVD]
ワーナー・ホーム・ビデオ 2010-04-21

by G-Tools

1963年アメリカ。
テキサス及びアラバマ州全土に敷かれた緊急捜査網をかい潜って、脱獄犯ブッチ・ヘインズは、8歳の少年フィリップを人質に逃亡を続けていた。
物心ついたころから刑務所の壁と向き合って生きてきた孤独な男ブッチの犯した罪は、脱獄、誘拐、殺人にまでエスカレートしていた。
追跡するテキサス州警察署長、レッド・ガーネットはブッチを初めて監獄に入れた張本人。
再び犯罪者と追跡者となったふたりの男は、宿命の糸に操られるかのごとく、砂塵をあげて荒野を疾走した。
フィリップを人質に逃げるブッチが目指すのは、この世に残された唯一のひとつの完璧な楽園“パーフェクトワールド”。
しかし、追い詰められ、凶暴性をむき出したブッチは、一夜の宿を提供してくれた男に銃を突きつけるのだった……。
なんだよこの映画…。
またGyaO!で観たんだけど、これ、何なの…。
クリント・イーストウッドが監督・出演の作品。
この人の関わる映画でハズレのものを観たことがない。
というかそんなにたくさん観たわけじゃないけど…。
映像が古いから相当昔の映画かと思ったけど、
63年が舞台っていうだけで、製作は93年なんですね。
そりゃイーストウッドもそれなりに年とってるはずだ。
サリー役の人ってジュラシックパークの人だよね。
刑務所から脱走した殺人犯ブッチが、8歳の少年フィリップを人質にとって逃亡。
少しずつ、二人にはちょっと変わった友情みたいなものが芽生え始めます。
ブッチは悪い奴だけど良い奴。
良くない環境で育ってしまっただけで、根は悪人ってわけではないようで。
主人公がワルだと、どっちを応援したらいいか分かんなくなる時がありますね。
警察に捕まりそうになったり、車の持ち主が追いかけてきたりした時とか。
フィリップの母親目線だったら、ブッチを殺してでもフィリップを助けようと思うんだろうけど。
ブッチとフィリップの逃走の旅の中で色々な人たちに出会うけど、
その人たちを見ることも、映画の重要なメッセージなんだなと終盤になって気付いた。
んでその終盤、なんかもう…。
なんと言ったらいいのか…。
悲しいやら悔しいやら、何だかよく分からない感覚。
なんなのもう。
それで最初のシーンに繋がるわけね…。
すごい映画だった。
今年、今まで観た中では一番心にグッと来た。
というか途中、映画だということを忘れて本気で観てた。
なんとなく観はじめた映画だけど、本当にすごく良かったです。
DVD欲しい。
パーフェクトワールド

視聴ページの背景にでっかく載ってたヒア アフターって映画も観てみたいなぁ。
イーストウッド監督。
19日公開かー。

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