【映画】HELLO WORLD

京都に暮らす内気な男子高校生・直実の前に、10年後の未来から来た自分を名乗る青年・ナオミが突然現れる。
ナオミによれば、同級生の瑠璃は直実と結ばれるが、その後事故によって命を落としてしまうと言う。
「頼む、力を貸してくれ。」
彼女を救う為、大人になった自分自身を「先生」と呼ぶ、奇妙なバディが誕生する。
しかしその中で直実は、瑠璃に迫る運命、ナオミの真の目的、そしてこの現実世界に隠された大いなる秘密を知ることになる。

あらすじをほんのちょっとだけ読んで、10年後の世界から誰か来る、くらいの認識で観始めました。

最初はCGアニメかー……と思ってたんだけど、観始めたらほぼ違和感なく。
目の描き方とか京アニっぽいなと感じたんだけど、特に京アニではないのね。
一行さんが可愛らしくてよい。

京都が舞台っていうことなんだけど、京都弁のキャラ全然いないのは何か理由があるのか。
この世界の京都はみんな訛らないんですかね。
出町柳とか、自分も行ったことあるとこが映ってて良かった。
聖地巡礼はどうなんでしょう、盛り上がってんのかな。

最愛の人を死の運命から救い出すというのはまぁまぁ王道っぽい感じではあるものの、観ててやっぱり良いなぁとか思ってしまった。
この先の未来がどうなるかというのを分かっていてもそれに抗うっていうのが、シュタゲを思い出した。

中盤までは良かったなぁ。
後半、なんか何をやってるのかよく分からなくなってしまった。
前半のちょいSF青春っぽいところから、バリバリのSFモードに。
「これは今何をやってるんだろう」ってちょっと引いた目線になってしまった。

あんまり感情移入できてなくて、終盤の主人公が泣いてるシーンも真顔で見てました。

最後も「えっ!?」ってなる感じだと思うんだけど、「……おう。」くらいに。
青春プラスちょいSFちょいファンタジーちょい不思議くらいがいいのかなぁと感じた今日この頃。

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