【映画】“ジュラシック・ワールド”…ラプトルが素敵

ジュラシック・ワールド ブルーレイ&DVDセット [Blu-ray]

恐竜の謎と優れた特性を体験し、至近距離でふれあうことができる高級リゾート「ジュラシック・ワールド」。

このパークのマネージメントに意欲満々の野心家クレアの元へ2人の甥っ子、16歳のザックと11歳のグレイが訪ねてくる。

フリーパスを渡された2人は、ジャイロスフィアという360度周りが見渡せるアトラクションに乗って恐竜の間を回っていた。

しかしその時、あまりの凶暴さゆえに隔離状態で飼育されていた、禁断の遺伝子組み換え大型恐竜「インドミナス・レックス」が逃亡し、ジャングルの奥深くへと姿を消す。

それはパーク内のすべての生き物の命が危険にさらされていることを意味していた…。

アマゾンプライムビデオで観ました。 もともと映画館で観ようとは思ってたんだけど、気づいたら上映終了していた作品。

ガルパン観るかなーと思ってプライムビデオ見てたら公開終了してて落胆して、ふと目に止まったのがこちら。

小さい頃からジュラシックパークが好き。 人がどんどん死んでくし、なかなかグロいんだけど、それ以上に恐竜が恐くてかっこいい。

お気に入りはラプトル。 ヴェロキラプトルってのは実際はだいぶ姿が違うらしくて、デイノニクスの方が近いようだけど。

いやー、ラプトルいいね。 Tレックスはパワーあるけどけどデカイから建物の中とかまでは来ないじゃない。 その点ラプトルは違うね。うん。 どこまで逃げても執拗に追いかけてきて、仲間と協力して襲ってくる。かっこいい。

あとあの特徴的な鳴き声ね。 ヴォウ!っていう。文字にするとダサいけど。

初代ジュラシックパークは、どうやって恐竜を蘇らせたのか、みたいな科学的な話から、 生命がいかにして生きていくのか、みたいな深い話もあったりで、ただわちゃわちゃやってるだけじゃないから面白い。 自分の中でSF映画と言ったらこれかターミネーター。

そんな大好きなジュラシックパークシリーズ第4弾。 面白かったです。初代が一番好きだけど。

あ、以下ネタバレ含みます。

舞台は初代から20年後くらい。 初代の時はパークを作るんだ、というところで事件が起こったけど、今作はパークが完成して普通に営業してます。

2、3の荒廃した様子からは想像もできないほど綺麗になってます。あっちはサイトBか。 あそこからこんなに出来ねぇだろとか思って、最初は別の世界線のお話なのかと思ったけど、 ジョン・ハモンドが〜とか、昔の事件が〜とか話してるから、同じ世界線ってことでいいんだよね。

色々初代のオマージュというか、細かいネタがあって素敵でした。

ディロフォサウルスが「ごわあああああああっ!」ってやってたり、

恐竜復活の説明をしてた遺伝子くん的なやつがいたり、

ティムが使ってた暗視ゴーグルがあったり。よく電池残ってたな。

テーマ曲聞くとやっぱり気分盛り上がりますね。よい。

とりあえず恐竜が出てきての感想なんですが、

なんというかCGっぽさ全開。

いや、CGであることなんか百も承知だし、迫力はすごくあるんだけど、

初代の時みたいなリアルさというか、本当にそこにいるんじゃねーかってくらいの質感はなかった。

ターミネーター3を初めて観た時の感覚に似てた。

「なんかフツーの映画になっちゃったな……」って感じ。

いやターミネーター3より面白かったよ。

ラプトル大活躍だし。

いや活躍っていうのは色んな意味で。

正直インドミナス・レックスとか知らんし。

ラプトルとTレックスが出てきてくれれば満足です。

しかし毎度のことだけど、人間たちの恐竜の管理が雑。

檻の中にいるのに見逃すとかなにそれ。

唐突なキスシーンとかあって流石アメリカ様だなと思ったけどまぁそれはいいや。

あの女の人とか甥っ子たちとか、別にいなくても良かったような……。

ラプトル使いのあの人だけでいい気がする。

恐竜たちが襲ってくるシーンも、「うおっ」とは思うけど、「こええええええ!!!」みたいな感じではなかった。

あ、でも女の人が翼竜に襲われて水ポチャからの追い打ちってのは怖かった。あれが一番怖かった。

総評。

面白かったです。観て良かった。

ただものすごく傑作かっていうと微妙。

それは初代があまりにも……ってのはあると思うけど。

迫力あるパニック映画としてはいいけど、リアルさはあまり感じられなかった。あくまで映画の中での出来事、っていう感じ。

いや面白かったけどね。

なんかまた続編が作られるというような噂も目にしましたがどうなんでしょう。

もうやること全部やっちゃったでしょう。