【50】ブレア・ウィッチ・プロジェクト

ドキュメンタリー映画を撮るために魔女伝説の残る森に入った3人の学生たちは、キャンプを張る。

しかし、彼らはそのまま消息を絶ち、1年後に撮影されたビデオだけが見つかった。

「行方不明になった学生たちが残した映像」という設定で展開されるホラー映画。

現代に残る魔女伝説を、彼らの視点を通じて再現する。

キャンプ地に残るナゾの道しるべ、夜になるとテントの周囲で騒ぐ「何者か」。

ホラー映画のお約束を繰り返しながらも、画像の粗いハンディカメラで撮影された実験的な作品だ。

極限状態の中で、追い詰められ、ヒステリックになる学生たち。

具体的にモンスターや血のりが出てくるわけではないが、主人公たちの会話や周囲の雰囲気からジワッと恐怖がにじみ出てくる。

低予算、少人数の映画を宣伝効果で大ヒットさせ、インディーズ映画界にも大きな影響を与えた作品。（吉田直子）

パラノーマル・アクティビティを観た時に、その手法になかなか感動したんですが、

もともとこのブレア・ウィッチ・プロジェクトで使われていた手法だということで、いつかは観なきゃと思ってた作品。

↑のあらすじというか紹介文を見てもらえば大体分かると思うけど、そんな映画。

BGMも無いし、ひたすら手ブレ映像が続くだけで、特に謎が解かれるわけでもないんだけど、

その臨場感が非常に面白いと思いました。

チープだからこそのリアルさがよいです。

まぁかなり好き嫌いの分かれる映画だと思うけど、ホラーの一つの手法として凄いと思う。