幼いころから、ずっと吃音(きつおん)に悩んできたジョージ6世(コリン・ファース)。
そのため内気な性格だったが、厳格な英国王ジョージ5世(マイケル・ガンボン)はそんな息子を許さず、さまざまな式典でスピーチを命じる。
ジョージの妻エリザベス(ヘレナ・ボナム=カーター)は、スピーチ矯正の専門家ライオネル(ジェフリー・ラッシュ)のもとへ夫を連れていくが……。
そのため内気な性格だったが、厳格な英国王ジョージ5世(マイケル・ガンボン)はそんな息子を許さず、さまざまな式典でスピーチを命じる。
ジョージの妻エリザベス(ヘレナ・ボナム=カーター)は、スピーチ矯正の専門家ライオネル(ジェフリー・ラッシュ)のもとへ夫を連れていくが……。
劇場公開時に観ようかなーとか思って結局観てなかったやつ。
というかこれ2010年の作品なの……!?
4,5年前くらいの感覚だったわ……。
吃音の王様と、それを診療する男の物語。
映画用に脚色してたり史実と違う部分もあるっぽいけど、
実際にこういう風なことがあったんですね。
最近読んだ本(全然別のことに関するもの)で、筆者が吃音だというのを告白していて、
どういう風な症状で、どんな目にあって……というのが書かれていました。
なんとなく「落ち着いてゆっくり話せばいいんじゃね」とか思ってたりしたんだけど、
実際はやっぱり本当に大変なようで。
自分は全然その辺の知識とかは無いんだけど、この映画観てる時にその本のこととか思い出したりしてました。
第二次世界大戦直前の時代の話だからヒトラーっていう名前も出てくるんだけど、
ヒトラーの演説シーンまで出てくるとは。
そりゃ対照的だ。
「いやワガママ言ってないでもっとちゃんと治療に臨めや!」とか思う場面もあったりはしたけど、
実際確かに治るか治らないか、とか不安だよね。
個人的にはめちゃくちゃ名作!って感じではなかったけど、
こういうことが当時あったんだなぁっていう思いを馳せるきっかけになる感じというか。
字幕で観てたんだけど、吹き替えだとまた変わりそうね。
あとでちょっと観てみる。