劇場版 キノの旅 何かをするために-life goes on.- [DVD] 須賀重行 ポニーキャニオン 2005-10-19 by G-Tools |
キノは生まれた国を飛び出して、師匠とエルメスと一緒に森の中の小屋に住んでいた。
家事の手伝いをしながら、師匠にパースエイダーの訓練を受け、エルメスの運転の練習などをしながら、キノは平和に暮らしていた。
そんなある日、川に水を汲みに行ったキノは、生まれた国で出会った青年(自分をかばって命を落とした青年)と同じコートを着た旅人を見かけ、話を聞く。
そして、キノはある決心をする。
――切なくも哀しい、そして衝撃的な話。
同時収録:「キノの旅 塔の国 -free lance-」
何かアニメ映画も観ようと思って借りてきたやつ。
劇場版っていっても、30分くらいの短い話でした。
これも一応映画だよね。
同時収録の「塔の国」が15分くらい。
キノの旅はもともと好きで、10巻くらいまでは読んでます。
もうほとんど内容も覚えてないけど。
一応アニメも何年も前に観てるので、とても懐かしい。
劇場版では、キノが旅を始めた理由なんかについて語られている感じな気がしなくもないかもです。
正直その辺の詳しいこととか、小説版読んだはずなんだけどあんまり覚えてない。
全体的にうろ覚えな人間の感想です。
アニメのキノは顔が丸っこいよなぁ。
変に萌え萌えしてなくて、これはこれで好きだけど。
髪が長くて可愛い。ポニテ。
文章で読んでるとあんまり意識しなかったけど、
でっかいモトラド(注・二輪車。空を飛ばないものだけを指す)に跨る小さな子の図は面白いなぁ。
よく運転できるなー、って感じで。
バイクに乗ってこんな風に旅したい。
終盤の、回転する画面とか楽しかった。
あんまり会話の内容が頭に入ってこなかったけどwww
青年とか師匠とか、細かい話はほとんど覚えてないけど、
なんかこう、観てて独特の世界観に惹かれる感じ。
また読みたくなってきた。
「塔の国」も面白かったです。
「この国の人たちおかしいじゃん」って思うけど、それは外から見た人の感想であって、
自分たちも外から見たら「何でそんなことすんの」とか思われてるのかもねー。
みたいな。
風刺的というか何というか、たまにはっとさせられるような話もあって面白いです。
話自体はすごく短いんだけど、見ごたえあると思います。
あとキノがかっこいいです。
オープニングもエンディングも懐かしかった。
いい映画。
あー、まぁキノの旅を全然知らない人が観てもちんぷんかんぷんだと思う。