着信アリFinal スタンダード・エディション [DVD] 秋元康 角川ヘラルド映画 2006-11-24 by G-Tools |
修学旅行で韓国へと行くことになった安城高校2年C組。
ネットで知り合った韓国の男友達アンジヌと逢えることを楽しみする草間えみりだが、なかよしのクラスメイト、松田明日香がイジメのために参加しないのが残念だった。
そんな修学旅行中、女子生徒の一人が死の着メロを受け、予告通りに無惨な死を遂げる。
その後も鳴り続ける死の着メロ。
そしてその死から逃れる唯一の方法は、送られてきた死の予告を誰かに転送することだった。
「転送スレバ死ナナイ」
–楽しいはずの修学旅行が恐怖の修学旅行に変わる…。
どうしてこうなった…。
せっかく2観たからそのまま続きも観ちゃえと思って借りてきましたFinal。
舞台は韓国。
なぜか韓国。
若干ネタバレあります。
というか別に観なくてm(ry
「転送スレバ死ナナイ」っていう新しい要素が追加され、ちょっと楽しみにしてたんだけど、正直期待外れ。
転送ネタを活かすために、高校生をたくさん使って登場人物増やしたんだろうけど、
名前も覚えられないうちにどんどん死ぬし、誰が主人公なのかも分かんないし、
何より高校生らがみんな生意気というか軽くDQNというか、感情移入できず。
自殺にまで追い込むようなイジメをしてた人間らが死んだところで、特に何も…。
首吊りの写メとか撮ってたし。
とにかく登場人物が多くて、演技が…っていうような人もいたり。
邦画はどうしても演技が気になるなぁ。
これホラー映画なのかなー……。
一応1、2の続編であることには間違いないんだろうけど、
今までの雰囲気どこ行った? ってくらい違う映画。
CGとか使いたかったのか知らないけど、やたら凝った演出とか。
唯一着信音が一緒なだけ。
最初から犯人的なやつがいるから、SAW的な感じも無くは無いんだけど、
どうやって殺してるのかは全く分からない、超常現象的殺人。
よく分からない。
本当にどんどん死ぬから、観ててなんか怖くない。
ビックリさせる系の怖さすら無かったような気がする。
ってかゾンビ映画っぽいところは苦笑した。
そして何がこの映画を導いてしまったのか、呪い?に対抗するための手段。
犯人のPCにメール送りまくってフリーズさせよう!!
…その発想は無かったわ。
そのために、掲示板にチェーンメールまがいの文章書きまくったり、
ネットカフェ的なところで赤の他人にお願いしたり。
それで送る方も送る方だろwwwwwww
俺だったら絶対そんな怪しいアドレスに送りたくないわwwwwwwwww
日韓の国境を越え、一つのメールアドレスにメールを送りまくる人々。
何してんだよ…。
PCがどうとかいうよりサーバーが可哀想です。
そして届く4万通以上のメール。
今の時代、2ちゃんねるとかツイッターとか駆使しまくっても、
短時間でそんな大量のメールを集めることができるのかどうか…。
しかもそれを次から次へと受信しまくるPC。
そんだけの処理能力あれば大したもんだよ…。
と思っていた次の瞬間、爆発! 炎上!
いや、まぁ炎上というかPCが火噴いたんですが、
そしてモニターが爆発して、謎の怨霊的なものの退治に成功。
呪いってそんなデジタルなものだったのか…。
中途半端に今までの設定引き継いでる分、余計によく分からない。
なんだったんだ結局。
そしてさらに中途半端な恋愛要素。
2にもあったけど、こっちは本当に「そうか」っていう感じで終わってしまいました。
2は結構楽しめたんだけど、3は駄目だった。
なんか、今までがそれなりに面白かっただけに、余計残念です。
残念な映画でした。