スカイ・クロラ [DVD] VAP,INC(VAP)(D) 2009-02-25 by G-Tools |
日本が誇るアニメ界の巨匠・押井守監督が手掛けた長編SFアニメ。
現代に似たもうひとつの世界。
平和を実感するために“ショーとしての戦争”が行われる中、思春期のまま戦闘機のパイロットとなることを余儀なくされた通称“キルドレ”たちの運命を描く。
アニメ映画観ようと思って借りてきたやつ。
キノは短かったけど、こちらはたっぷり122分。
押井守監督の作品は、テレビ放送してたBLOOD+をちょこっと観たくらいで、
他は全然観ていません。
他の作品がどういうのか全然知らないので、先入観まったく無しの状態です。
というか前情報を全然仕入れておらず、↑のあらすじをちらっと読んだ程度です。
他の映画も大体そんな感じなんだけど、スカイ・クロラはもうちょっと世界観理解してから観た方が良かったかも。
原作もあるらしいけど未読です。
まず絵が綺麗でした。
背景とかめっちゃ綺麗。
なんかこの映画は、他の映画と違って目が離せなかった。
アニメだからってのもあるのかなぁ。
最近100円ノートのメモ術のやつ知って、これもメモしながら観てたんだけど、
メモ書いてないでずっと観ていたい感じ。
さっきも言ったけど、世界観を全然知らずに観始めました。
なんかショーとしての戦争をしてる、ってとこだけ理解してたけど。
逆にそこだけ覚えてて、「あー、戦争してるフリかー」って思ってて、
戦死がどうのこうのとかの意味が分かってなかった。
なんとなく死なないと思ってたから。
地中海周辺の地図があったから、あー、ヨーロッパなのかなーとか思ってたけど、
新聞は日本語だし、英語で喋ったり別の言葉で喋ったり。
後で予告編観てみたら、日本に似た架空の国っぽかったですけど。
時代もよく分かんないから、まぁ架空の世界のお話だわなぁ。
「キルドレ」っていうのも、最初まったく意味が分かりませんでした。
主人公がどういう人物なのかとか。
そこくらいは事前情報として押さえておいた方が良かったなぁ。
結構終盤まで、全体的によく分からなかった。
戦闘機に乗って戦ってるシーンは迫力あってガンガン行くけど、
地上に降りるとものすごく静かで静かで。
会話シーンはたくさんあるんだけど、大声で怒鳴るとか笑うとかはなく。
草薙指揮官とか特に寡黙なキャラだったんだけど、それゆえにミステリアスな魅力というか何と言うか。
三ツ矢も非常にかわいい。
この映画の言いたいことは、1:28:00くらいのシーンに詰め込まれてる感じかなぁ。
戦争関係は本当に難しいテーマだと思うけど。
色々と明らかにされない謎はあったけど、なんかちょうどいいくらいの謎でした。
一歩間違うと「は? だからどういうこと?」ってなりかねないけど、これは想像が膨らむ感じで。
アニメだからこそのリアル感ってあると思うなぁ。
仮にこれを実写化したら、ものすごく嘘臭い作品になりそう。
こういう世界観の表現に関しては、アニメってのは凄いと思う。
昨今は漫画やアニメの実写化とかやたら多いですが。
まぁ観ずに批判しちゃいけないと思うけど。
ああああああああ、今Wikipediaとか色々見てたんだけど、
函南役の人ってインスタント沼のガスかwwwwwwwwなんか名前に見覚えあったんだけどwwwwwwwwwwww
良かったです。
戦闘シーンは迫力満点で、地上シーンはせつなくて。