BALLAD 名もなき恋のうた

BALLAD

本当はポケモン観て帰るつもりだったんだけど、
興味のあったこっちも観ちゃいました。

今日行った映画館は初めてのところだったんだけど、
電車に乗らずに自転車で行ける場所にある! と思って行ったら片道1時間wwwしんどいwwww

ポケモン観て帰ろうかなぁとか考えてたんだけど、
雨降ってる中また1時間かけて帰るのもだるいから、
どうせならと思って3時間くらい暇潰ししてこっちも観ました。

そのせいで今日の配信無かったんですサーセンwwwwwww

んで。

ご存知の通り、クレヨンしんちゃんのアッパレ戦国大合戦の実写版。
といっても主人公は野原しんのすけじゃなくて川上真一ですが。

以下、クレヨンしんちゃん及びBALLADの両方のネタバレ含む感想です。

「名もなき恋のうた」なんてサブタイのせいでカップル客多すぎなんじゃ!!!
そりゃ恋愛が中心の話だけどさ!!!!1

まぁそれは置いといて。

実写化は大抵失敗する、みたいなことをよく言われますが、
BALLADに関しては結構良い方じゃないかなと思いました。

でもやっぱりアニメの方はしんちゃんだったからこそあそこまで心を打たれたわけで、
全然知らない川上真一の家族がどうとか言われても、そこまで感情移入できなかったのが残念。
そりゃ仕方ない話だけど。

「北と南の男女が関東で出会って結婚して~」のくだりなんかも、
川上夫妻のことなんて作中でも全然説明されなかったし。

主人公の真一も、ちょっといじめられっ子っぽくて、
たぶん真一の心の成長も描いてたと思うんだけど、あんまり伝わってこなかったです。

敵の高虎はアニメより数倍男らしかったです。
アニメでは戦から逃げようとして、しんちゃんに
「お前逃げるのか! お前のせいでこうなったんだぞ!」みたいに諭されてたけど、
実写は逃げることなく普通に負けてました。
しんちゃんの見せ場が一個減ってもうた。

そういやキンチョウのシーンも無かったですね。

その代わり、色々と現代的な要素が増えてました。
真一がケータイで写真撮ったり動画撮ったり。
小学生がケータイかよ……とか余計なこと思ったりしてたけど。

こういうタイムスリップもので何が面白いかっていうと、
やっぱり違う時代でのギャップが一番だと思います。
自転車で走って驚かれたり、武士が缶ビールを飲んだり、
あと身分違いの恋が実るとか実らないとかも、すごく深い。

真一の父親がカメラマンで、
みんなの写真を撮ってあげるっていうのもアニメには無い要素だけど、
あれはあれで面白かったと思います。

全体的に、結構良かったです。
でもアニメと実写で絶望的な違いがあるなーって感じてしまいました。

アニメのしんちゃんが泣いてたのは「演技」ではないけど
(もちろん声優さんは演技だけど)、
真一が泣いてたのは「演技」なんだなーって。

なんか文字にするとややこしいけど、
実写の場合は「泣いてるけど、これって演技なんだよなー」
っていうことに思考が行っちゃうと、一気に冷めちゃうんですよね。
そりゃ演技なのは当たり前なんですが。

さっきも言ったけど、ギャップってすごいと思います。
普段ツンツンして二人きりになるとデレるとすごく可愛いとか、
普段全然怒らない先生が怒るとやたら怖く感じるとか、

普段泣かないしんちゃんがボロボロ涙を流して泣くとか。
アニメではあのシーンでやられた。

でも真一が泣いても「あー泣いてるなぁ」くらいにしか感じませんでした。
演技っていうのもあるし、真一に感情移入もできなかったし。
又兵衛が死んだのも実写では演技ですしね。

演技なのは当たり前だけど、そう考えちゃうと駄目ですねwwwwwwwwww

結果的に、この映画は観ても泣けませんでした。
涙はじわりと出てきたけど、しんちゃんの映画の方を思い出してて出た涙www

泣けはしなかったけど、面白かったです。
ラストラムライでもそうだったけど、合戦のシーンは凄かった。

良い映画でした。
でもしんちゃんの方が好きです。
そんな感じです。

それにしても、名もなき恋のうたってのはなんだったんだろう…。

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