タイガーランド〈特別編〉 [DVD] ロス・クラヴァン 20世紀 フォックス ホーム エンターテイメント 2003-08-29 by G-Tools |
1971年、ルイジアナ州ポーク基地。
ベトナム戦争が長引き泥沼化していく中、新兵たちはここで訓練を積み、最後に”タイガーランドと呼ばれる地で、一週間におよぶ実戦さながらの訓練を経て戦地であるベトナムへと送られる。
そんな中、ここに上官に向かって反戦を公然と口にする新兵ボズがいた。
彼は軍規の抜け道を利用して苦しんでいる仲間たちを除隊へと導いたりもしていた。
しかし、一方でボズ自身の兵隊としての能力は一流だった。
やがてボズは新小隊長に任命されるが、隊員の一人ウィルソンはそんなボズの考え方に反感を抱いていた……。
戦争映画は難しいなぁ。
戦争映画っていうか、戦争する映画じゃないんですけどね。
ベトナム戦争に行く前の、地獄の訓練を受けてる兵士たちの話。
どういう話なのかをよく分かってなかったから、
上官に歯向かう兵士たちを見た時に、
「なんで映画に出てくる軍人はみんなこんな態度なのかなぁ」
とか思ったんだけど、この映画はそこが大事なテーマだったんですね。
敗色濃厚のベトナム戦争に、なんで行かなきゃいけないんだっていうボズの話。
単純なワガママじゃなくて、軍隊の中でも堂々と反戦を訴える男。
話の大筋もそうだけど、登場人物が多くて、一体誰が主人公なのか分かってなかった。
人物関係とかも分かんなくて、観てて半分くらい損してたなぁ。
いつの間にか終わってしまった。
これは何度も観た方がいい映画かもしれん。
何度も観た方が、っていうか、今これ書きながら2回目を観てるけど、2回目の方が分かりやすい。
英語音声で観てたんだけど、吹き替えの方が分かりやすいなぁ。
英語の方が、映画本来の雰囲気が伝わるけど、
日本語の方が、誰が喋ってるのか、どういうニュアンスで喋ってるのかがよく分かる。
1回目はスーッと観終わっちゃったけど、
1回だけじゃ勿体ない映画ですね。