 |
センター・オブ・ジ・アース [DVD] ジェネオン エンタテインメント 2009-03-25 by G-Tools |
地球内部の研究を行っていた大学教授のトレバーは、ある日、甥っ子のショーンを預かることに。
ショーンの愛読書「地底旅行」の中に、失踪した地質学者の兄が書き記したメモを発見したトレバーは、そこに謎が隠されてると考えショーンとアイスランドへ。
兄が地震センサーを残したスネフェル山へ山岳ガイドのハンナと向かうが、3人は落雷に遭って洞窟に閉じこめられてしまう。
脱出を試みる彼らだったが、地中へ続く穴に落ちてしまい…。
面白かった！
パッケージの絵で、なんとなく安っぽいアドベンチャー映画かと思ってたけど、意外としっかりしてた。
地球の中心っていうか、せいぜい地下数kmって感じだけど。
もともとジュール・ヴェルヌっていう人が書いた「地底旅行」っていう小説を元にして作られた映画みたいです。
この小説はフィクションじゃなくて事実だったんだ！ みたいな。
地底深くに、普通ではありえないような世界が広がっていて、
とんでもない生物がたくさんいます。
いや、まぁありえないんだけど、ありえないからってつまんないと吐き捨てるのは違うと思う。
そんなことになったらどう考えても死んでるじゃねーかご都合主義乙、っていうような場面もあるけど、
結構全体が子供向けっぽいから、あんまりそんなところを突っ込んでもしょうがない。
家族みんなで楽しめる映画だと思います。
子供だったら多分すごいワクワクしながら観てると思う。
生き物のCGなんかは若干安っぽいけど、なんかそれはそれで味があっていいかもしれん。
うわー、なんじゃこいつ！！ みたいな感じで。
単純に地底世界の色んな映像観てるだけでも楽しいし、
さらにそこにちょっとしたドラマなんかもあったりして。
登場人物はほとんどメインの3人しかいないんだけど、この3人がそれぞれいいキャラしてる。
化学に詳しくて色々説明してくれる教授トレバー、
教授の甥で元気な男の子のショーン、
山岳ガイドとして経験のあるハンナ。
みんながみんな、すっごく楽しいです。
脱出できたやったー…あれっ…？ ってシーンの表情が面白かったｗｗ
なんかところどころにクスッと来る演出があったりして、すごく好き。
劇場では3Dで公開されてたんですね。
なんかDVDでもあるみたいだけど、これは3Dで観たらそりゃ面白いわ。
3D映画って観たことないからいつかは観てみたいなぁ。
自分が最近観た中では、かなり上位にランクインするくらい良い映画でした。
吹き替えを除けば。
自分は外国の映画観る時、今まではずっと基本字幕だったんだけど、
吹き替えだと台詞の情報量が多かったりするので、
今では大体吹き替え＋字幕で観てたりします。
耳で聞けて目で読めるから内容を理解しやすかったり。
んで今回も音声は日本語吹き替えで観始めたんだけど、
演技が聴くに耐えられなくて途中で英語音声に変えた。
たぶんタレント起用で話題性狙ったんだろうけど、ちょっと酷すぎた。
メインのトレバーとショーンがダブルで特に。
棒読みというか何というか、違和感がすごい。こういうのはやっちゃいかんって。
ハンナはそれほどでもなかったけど。
続編が撮影中らしいですね。楽しみです。
吹き替えの方もお願いします。
