京都の小路の一角に、ひっそりと店を構える珈琲店「タレーラン」。
恋人と喧嘩した主人公は、偶然に導かれて入ったこの店で、運命の出会いを果たす。
長年追い求めた理想の珈琲と、魅惑的な女性バリスタ・切間美星だ。
美星の聡明な頭脳は、店に持ち込まれる日常の謎を、鮮やかに解き明かしていく。
だが美星には、秘められた過去があり―。
軽妙な会話とキャラが炸裂する鮮烈なデビュー作。
恋人と喧嘩した主人公は、偶然に導かれて入ったこの店で、運命の出会いを果たす。
長年追い求めた理想の珈琲と、魅惑的な女性バリスタ・切間美星だ。
美星の聡明な頭脳は、店に持ち込まれる日常の謎を、鮮やかに解き明かしていく。
だが美星には、秘められた過去があり―。
軽妙な会話とキャラが炸裂する鮮烈なデビュー作。
表紙買い。したのがだいぶ前…いやかなり前だ…。
タレーランっていう文字にもちょっと惹かれた。
買ったものの読まず、ひっそりと本棚に埋もれてましたが、数日前にサルベージして読み始めました。
挿絵は一切無いんだけど、表紙の美星バリスタが可愛らしいので、読みながら場面を想像しやすくて良かった。
全く人物絵が無いと印章に残りにくくなってしまうから、こんな感じのがちょうどいいのかもしれない。
いやぁ、面白かったよぉ。
各章ごとに、珈琲店を中心にプチ事件みたいなものが起こって、それを推理していくという感じ。
殺人事件が起こらなくても推理って出来るのね。
平和で平和で良い。
豆を挽くコリコリコリっていう擬音とか「全然違うと思います」っていう台詞とか、なんかグッとくる。
アニメでいう日常系みたいなこれがずっと続くのかなーって思ってたら後半で。
なんだろう、すごく読みやすくて話も入ってきて、非常に良かったです。
最後の方のどんでん返しというかネタばらしというか、とても驚き。
確かに詳しいなとは思ったけどさwwww
紙の小説読んでると、手に持つページの感じで、だんだん最後に近づいてるなぁというのが分かるけど、その辺りが一番ドキドキするね。
いやー、また良い本に出会えました。