【ラノベ】負けヒロインが多すぎる!

「え? マケインって誰のこと?」
クラスの背景である俺――温水和彦は、あるとき人気女子・八奈見杏菜が男子に振られるのを目撃する。

「私をお嫁さんにするって言ったのに、ひどくないかな?」
「それ、いくつの頃の話?」
「4、5歳だけど」

それはノーカンだろ。
これをきっかけに、陸上部の焼塩檸檬、文芸部の小鞠知花など、負け感あふれる女子たちが現れて――?

「温水君。女の子は2種類に分けられるの。幼馴染か、泥棒猫か」
「なるほど、大胆な分類だ」

負けてこそ輝く彼女たちに、幸いあれ。
負けヒロイン――マケインたちに絡まれる謎の青春が、ここに幕を開ける!

ネタバレなし。

「豊橋が舞台」っていうのをツイッターでたまたま目にして気になってた作品。
昨日発売されたということで、早速電子書籍で購入。
どういう話なのかとか全く知らずに読み始めました。

ラノベは普段ほぼ読まないんだけど、読みやすくていいね。
二次元のキャラたちが動いてる姿が想像できてよい。

最初のカラーページのところに各キャラの絵が載ってて、最初は誰が誰だか全く分からなかったけど(読む前だから当たり前だが)、読み終わった後に改めて見たら「あー」ってなる。

面白かった! 一気に読んじゃった。

この先どうなるんだろう的なストーリー面も良かったし、キャラもそれぞれ可愛い感じ。
面白い表現が多くて、ところどころで「フフッ」ってなった。
途中から、なんかそういう笑っちゃった部分にマーカー引いていきました。30箇所くらいあったかなー。
後でマーカー部分チェックするとやっぱり面白い。
電子書籍はこういうのも便利。

豊橋駅前の精文館書店とか出てきてニヤニヤしてしまった。
本探すならあそこ行っときゃ間違いない。

そしてきゅうりのキューちゃんはローカルフードだったのかという衝撃の事実。
本社が豊橋だとは。
というか今改めて調べたらめっちゃ駅前大通にあるし。勉強になるわ……

読後感も良くて、いい作品でした。
続編とかはどうなんだろね。先生とか気になるし妹の周辺も何かありそうな感じだし。
ちょっとまたチェックしていこうと思います。